ウェットタイプ

キャットフードのささみレトルトに関して

猫のごはんとして「鶏のささみ」をボイルしたものをあげて良いものか、調べてみました。
スーパーの精肉コーナーで売られているささみは、ボイルすると1本でおよそ40キロカロリーほどになります。
ささみ1本を丸ごと与えてしまえば、体重2キロの猫の場合、一日に必要なカロリーの2割にもなってしまいます。

ですので、栄養のバランスも考えると、子猫にささみ1本は与えすぎです。
細かくちぎって、4分の1程度で充分な量です。
ボイルしたり、ラップに包んでレンジにかけたりする場合、あまり小さく切ってから調理を行うとパサパサになるので、大きいまま加熱してあとで細かくちぎる方が美味しいです。
多頭飼いの場合は、1本を4匹くらいで分ければ良いですが、そうでない場合は加熱後に冷凍することも有効です。

キャットフードのささみで、あらかじめボイルしてあるレトルトタイプのキャットフードも販売されています。
ほぐしているタイプのキャットフードや1本まるごとレトルトパウチしてある商品もあります。
カルシウムとリンのバランスを整えるために、炭酸カルシウムが原材料に含まれている商品もあります。

リンの過剰摂取が肝臓に負担をかけてしまうので、カルシウムでバランスを取っているということです。
腸でリンとカルシウムが結びついて排出されます。
レトルトタイプのささみは、だしスープに入った商品もあり、こちらはとろみのだしとささみが絡んでいて、香りも良く、食いつきが良いです。
歯が弱い猫にはだしスープ入りのささみレトルトもおすすめです。

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